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√Relation
人から人へ繋がるリレー形式のインタビュー。
ここではデザイナーやバイヤー、クリエーター、ショップスタッフ等から繋がり、インタビュイーのルーツやバックグラウンド等を紹介。

√ Relation vol.0027 si oux

  2012.10.10 update

VIVE VAGINA designer si oux

・現在に至るまでの経緯

山梨県の南アルプス市出身です。最寄り駅まで徒歩4時間は掛かるような田舎です。(実際歩いて確かめました。)
私の肌に合ってないとずっと思っていたので18歳くらいの頃上京しました。
その後モデルとしてお仕事をさせていただくようになり、
その繋がりから大阪で初めてDJをし、その後色々なイベントに呼ばれるようになりました。
そうやって毎週末をDJやモデル活動をして過ごす様な生活をしていた折、
昨年の3月に東海沖地震が起き、いつものように毎週末開催されていたイベントも自粛ムードに差し掛かる中、
出演イベントのオーガナイザーがイベント中にチャリティー活動の一環としてフリーマーケットをやるからsi ouxさんも何か出してよ
と言われ人様にお売りするような服など持ってないし、何か作って販売しようと思い立ち制作したのが一発目の作品、「Vagina tights」でした。
その作品がフリマ会場ですぐに売り切れ、追加でオーダーの要望が来るような事態になりこれはもう、
せっかくだしブランドにして販売したほうがいいんじゃないかということでVIVE VAGINAというブランドを始める事になりました。
それからは、イベントとのコラボレーションや店舗とのコラボレーションなど様々な展開をして今に至ります。

・女性器をモチーフとし、禁忌をコンセプトとされていますが、制作する際にコンセプトやデザインはどのように決まったのですか?

例えば公衆トイレだとか電話ボックスなんかによくあの女性器のマークがサインペンかなにかで描かれているのを見掛けると思うのですが、
あの落書きって誰もが知っているけど口にしてはいけなくて、それを共有できた時不思議な調和が生まれるような気がしてて。
でも、よく考えたら全ての人の始まりの場所でもあるわけで。それをタブー視するのが面白いなと思っていて。
そういう存在になれたらいいなと思ってブランドの看板にしました。
他の候補はありません。私はいつもひとつ思いついたらその事しか考えられないんです。

・WEBのデザインやフライヤー等も手掛けておられますが、いつ頃からデザインを学んでいるのですか?

WEBのデザインは見様見真似で適当です。そんなわけできちんと勉強したことはありません。
教本を読むのが嫌いなので、ひとつずつツールを触って試して使い方を覚えました。
インターネットが今ほど普及していない時代、趣味はネットサーフィンです、なんて言えばカッコいいとされた時代にSNSなんて言葉は無く、
自分をアピールしたいと考えた場合、自分のホームページを開設してネット上に自分をアピールするというやり方が主流でした。
その場合やはりオリジナルのデザインは不可欠で、だからといって誰かに頼るという思考が全く無いタイプなので自分でなんとかしなければならず、
かつそうしていく過程が楽しかったので遊びながら覚えた感じです。
絵を描くのは小さい頃から好きだったので、フライヤーなどは絵を描く感覚で楽しんで制作しています。

・現在までで手掛けた作品や出来事で印象に残っているものはありますか?

全て印象的ですが、Vagina tightsをリリースした時の周囲の反応がすごく心に残っています。
今でこそタトゥータイツはメジャーなアイテムですが、当時はそういった物があまり無く
メディアに露出した時の、これは本物のタトゥーなのかどうかという論争が海外のサイトで繰り広げられていたのは面白かったです。
ストッキングの脛に当たる部分にでっかく女性器のマークがプリントされていて。これはうちのブランドのロゴでもあるのですが
「こんなものをこんなに大きくこんなところに彫って、本当にクレイジーだよ!信じられない!」
といった反応を見た時は本当に嬉しかったです。
モデルとしては先日米原康正さんにDIMMAKのルックブックの撮影をしていただいたのが面白かったです。

・DJをする際はどのような曲を選曲しているのですか?

ハウスばっかりの時もあればエレクトロを混ぜたり、アニソン縛りにしてみたりロックやJ-POPなどその時々によって様々です。
その時の気分で決めるので持ってる物をいつも全部持って行きます。

・ツイッター等でも話題になった内臓パフェ等、多数ご趣味でお料理もされていますが、今後作りたい料理はありますか?

内臓パフェは本当に行く先々で必ず話題にされるのですごく嬉しいです。ありがとうございます。
ハロウィンが近いので、カボチャのくり抜き体験は一生に一度やってみたかったので決行予定です。料理と呼べるかはわかりませんが。
酒の肴になるような、面白い、とにかく写真映えのする料理が好きです。

・今現在、注目している事

何が違うかわからないけど絶対的に何かが違う、ことについて研究しています。
例えば、同じ様な服を着ている男の人がふたり居たとして、お店に入ったとします。訪れるのはこれが初めて。
片方はものすごく丁寧に接客されるけどもう片方の人はそうでないようなケース。
これって接客側からするとファーストコンタクトで判断するものだと思うんですけど
そのファーストコンタクトの前に、絶対どこかでその先の対応を予感していると思うんです。
一体それが何なのか、いつも考えています。

・今後予定している活動

次の作品を制作していて、だいたい12月くらいにはリリース予定です。
10月20日にシブカル祭出演、11月3日、12月某日名古屋遠征など。

・デザインや制作、モデル業等多数の活動をされていますが、別の活動やお仕事をしたいと思ったことはありますか?

お花屋さんで働いてみたいです。
いつも贈り物用のお花を買いに行く時、花束ってどれもありきたりでつまらないなと思うんです。
もっと、びっくりするような花束って無いのかなって常々思ってます。
華道家さんに頼むとかじゃなくもう少し一般でも手の出しやすいちょっと変な物が手に入るオーダー花屋さんがあったら面白いかなって。
そういえば余談ですが、花って摘むものじゃなくて買うものなんだ!と知った日の衝撃は今でも忘れません。

・自身のルーツや、バックグラウンドとなった物はなんですか?

抑制された生活です。自分の欲求が殆どまかり通らないような生活を送ってきました。
うちは両親が厳しかったので、見てはいけないテレビ番組が多かったり
おこづかいなんてものは無かったので欲しいものは基本ガマンするよう癖づきました。
そうしたら、既に持っているものでなんとか欲しい物に近い物を作ってみたり
テレビに関しては、知ったかぶりでクラスメートとのトークを乗り切る技が身に付きました。笑
あとは、小さい頃に抱いていた、全て欲しい物を持っている人への羨望と嫉妬と侮蔑です。
あなたは私の欲しい物を全て持っているけれど、そんな程度で満足なの?とか思ってました、
性格の歪んだ子供でした。笑 でも今でもそれはやっぱり変わってない。笑

・紹介者の 川辺靖芳 氏について

川辺さんとはBALMUNGのHachiくんのお誘いでrunurunuのモデルをすることになり知り合いました。
会う前にメールのやりとりをしていたのですが川辺さん側のメールの設定で、彼の名前がなぜか「ぬるい のろい」となっているんです。
「runurunu」のデザイナーで「川辺」という名前で「ぬるい のろい」という名前…もう意味がわからなくて。
でも撮影当日会った時に、「ぬるい のろい」さんはこの人か!って妙に納得したのをハッキリ覚えてます。
本人曰く何故かその名前をつけていて変更の仕方がわからなくてずっとそのまま、とのことでした。
それから「ぬるい のろい」さんから「川辺」さんに脳内の回路を変更するのに少し時間が掛かったのはここだけの話です。笑
その後3期に渡りモデルとして起用していただいて、すごく光栄に思っています。
彼の服はいつも謎めいていてそして遊び心があって、素敵です。あと、彼が音に合わせて踊る舞が謎すぎて本当に好きです。

・次回紹介する人と、その人について

PLUSINESS 藤原 大朗

大朗さんとはロックDJをしていた頃に知り合い、面白い話を振っていただいたりすごく良くしていただいてます。
気づけば結構長い付き合いになります。
先日開催されたvllivlliというネイルシールのブランドが27のブランドとコラボレーションしてラフォーレ原宿のポップアップストアで期間限定で
販売される!という企画もしていて、こちらも声を掛けていただけたので本当に嬉しかったのはもちろんなのですが
何より、この期間限定のショップがいつ行ってもレジに行列が出来るほど盛況していたのが見ていてすごく嬉しかったです。
いつも会うと安心するし、今どんな事考えてるのかなと気になります。それから彼のTwitterでの物言いも魅力だと思います。
あと、お子さんが恐ろしいほど可愛い。
彼の行く先には必ず人が集まっていて、それを今後も見てゆきたいなと思ってます。

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Relation archives

 

VIVE VAGINA si oux

si oux(スー)/山梨県南アルプス市出身/8月23日生まれ
企業戦士としてIT系ベンチャー企業にて勤務する傍ら、DJとして数多くのパーティーにて活動中
NICKI MINAJやRihanna、2NE1などシーンを彩る著名人が来日した際は必ず立ち寄り、
LADY GAGAがラブコールを送り続けている事でも有名な独自のスタイルを提案し続ける
原宿のカリスマ的ショップ[Dog]の2号店[secret dog]のスタッフを勤める。
2011年春からスタートした自身がデザイナーを勤めるブランド[VIVE VAGINA]は
女性器をイメージしたブランドロゴで各方面からの話題をさらい、4都市にて展開中。
さらにNYLON JAPANのオフィシャルナイロニスタとしての活動、モデルとしても多方面にて活動中。

▽Official Facebook page
http://www.facebook.com/9sioux9
▽VIVE VAGINA
http://vive-vagina.com/
▽DROP TOKYO BLOG
http://sioux.droptokyo.com/blogs/
▽NYLON JAPAN BLOG
http://www.nylon.jp/blog/sioux/