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√Relation
人から人へ繋がるリレー形式のインタビュー。
ここではデザイナーやバイヤー、クリエーター、ショップスタッフ等から繋がり、インタビュイーのルーツやバックグラウンド等を紹介。

G.V.G.V.恩田陽

√ Relation vol.0029 Yo Onda

  2012.11.14 update

NAKID by G.V.G.V.  デザイナー Yo Onda 

・現在に至るまでの経緯

新潟県長岡市生まれ
高校を卒業してすぐに上京し、24の時に専門学校で出会った友人とTELEVISIONというブランドを立ち上げましたが、
なんとなくこのままじゃまずいかなと悩み、立ち止まっている時にmarjan pejoskiのアシスタントを務めるチャンスがあり、
彼の元でコレクションブランドという物を初めて経験しました。
3シーズンほどアシスタントを務めましたが、もう少し自分に足りない感覚を身につけたく思い、
G.V.G.V.デザイナーアシスタントの募集を見て応募しました。
入社してからは自分の足りていない部分の多さに気付き焦る毎日でした。
細かなディテールにまでにこだわったデザインやセンス、着る側に立った時の着心地やバランス感だったりと
今でもG.V.G.V.の女性像を日々吸収することで必死です。
仕事の合間にデザイナーのMUGさんと話す音楽談義や、サブカルチャーの話がすごく面白くて、
盛り上がっていたらいつの間にかNAKIDをやらせてもらえる事になりました。

・“NAKED”=裸のまっさらな状態からのスタート、“KID”=カルチャーを作り出すのはその時代を生きるキッズ達である。
 という意味を持つNAKID by G.V.G.V.ですが、製作の先に着る側をイメージすることはありますか?

着る人は特にイメージしていません。あえてイメージするなら身近な友人や、自分だったりします。
最近は街でも着てくれている人を見かけますが、皆さんかっこよく着てくれていてうれしいです。
また、着倒してくれている友人達のボロボロになったTシャツを見ると作ってよかったなと思います。

・グラフィックを主体としたデザインをされていますが、イメージソースはどのような物が多いのですか?

イメージの多くはレコードジャケットや、CDジャケットからイメージを膨らませていきます。
分かる人が見れば、おっ!ってなるようなグラフィックを目指してデザインしています。

・現在までで手掛けた作品や出来事で印象に残っているものはありますか?また、今後予定している活動はありますか?

今回のNAKIDでSonic youthのロゴやアートワークを手掛けたSavage Pencil氏とコラボレーションをしています。
無理を言ってNAKIDのロゴも書き下ろしてもらい、出来上がったTシャツはもちろん最高の出来で、興奮して展示会中ずっと着ていました。
既に次回作やコラボレーションのアイディアは練り始めていて、次はTシャツ以外にも面白いものが打ち出せたらいいなと考えています。

・今現在、注目している事

あまり良くない意味ですが今の原宿です。
自分自身リアルタイムで見ていた訳ではないのですが地元で当時の裏原を雑誌を見て憧れたあの初期衝動を忘れることが出来ません。
一番輝いていた時の原宿を取り戻したいと思う同志が集まって出来たのがTokyo Dollsです。
別名:原宿復興委員会なので、その点に関しては皆かなり本気で考えています。
やはりノーカルチャーな原宿はつまらないです。

・Tokyo Dolls 前と後の原宿はどう感じられますか?

原宿がつまらなくなった理由は、いま原宿界隈を遊び場にしている若い世代の大半が本物に触れる機会が少なくなったからだと思います。
僕にはたまたまパンクな先輩方や友達が周りに多く、さらに彼らは正真正銘の"本物"です。
彼らのような"本物"に触れる事が出来るイベントを作ろうと思い、同志が集まり"Tokyodolls"が始まりました。
今は情報が溢れている時代なので気に入った物があれば、ファッションや音楽だけでなく、カルチャーや、アート、人物、歴史...
何だって情報はすぐに手に入ります。上辺だけの流行に流されるのではなく、"本物"に興味を持たないとカルチャーは生まれません。
NAKIDの由来にもなっている"いつの時代もKIDS達がカルチャーを作る"という考えのように、
カルチャーを仕掛けてくいく若者が生まれるきっかけがTokyodollsになればいいなと思っています。

・普段はどのような服装をし、休日は何をされていますか?

僕は気に入ったらそれしか着ないのでいつも同じ格好をしています。
休日はよく友達の店で溜っています。友達や先輩方と話している内にデザインのヒントがあったり、おもしろい発見があります。

・アシスタントとしての自身と、NAKID のデザインをされている自身に違いはありますか?

特に分けて考えている訳ではありませんが、G.V.G.V.にはブランドの歴史があるので恐れ多くて同じとは言えません。
NAKIDをデザインするときは"なぜ自分にNAKIDを任せてもらえたのか"、“自分がここにいる意味”という考えを念頭に置き、デザインしています。

・自身のルーツや、バックグラウンドとなった物はなんですか?

地元では珍しいグラフィックデザイナーをやっている父は音楽好きで、
小学校から帰ってきてから父のレコードコレクションを見るのが楽しみでした。
父が大ファンの頭脳警察のレコードをこっそり聞いた時の衝撃は鮮明に覚えています。初めて"パンク”というものに触れたのもこの瞬間でした。
聞き終わってからはもう鼻水垂らしてランドセル背負ってる場合じゃない!と思いました。笑
保育士をしている母はかなりポジティブな性格なので柔軟な姿勢を教えられながら育った気がします。

この2人がルーツであり、自分のバックグラウンドです。

・紹介者の 藤原 大朗 氏について

大朗は一言で言うと見た目と年の割にしっかりしてる人。
実は大朗がいなかったら実現してない事はたくさんあります。
同世代の参謀?フィクサー?とでも言うのでしょうか?
これ以上言うと大朗のボロが出てきそうなのでここでやめておきます。

・次回紹介する人と、その人について

Stylist TATSUYA SHIMADA

正真正銘の"本物"の一人。出会った当時から何も変わってないというか、
いい意味でひとつの事に対してどんどんエスカレートしていくのがわかって、とても刺激を受けます。
それと、彼の周りに集まるメンバーも面白かったり、次に新しい波を起こすとすれば彼だと思います。
彼のベスパを見ればそのヤバさが分かると思います!

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G.V.G.V.恩田陽

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G.V.G.V.恩田陽

 

NAKID by G.V.G.V.  デザイナー Yo Onda

1983生 新潟県出身。
文化ファッション大学院大学卒業。
2007年 ブランドTELEVISIONを設立。
その後marjan pejoskiの下でアシスタントを務める。2009年 G.V.G.V.デザイナーアシスタントとしてk 3に入社。
現在はアシスタント業と同時に"NAKID by G.V.G.V."を手掛けている。
50's~90'sのハードコア、ロカビリーやパンク、ガレージやガールズカルチャーなど、様々な引き出しを持ち、東京ストリートスタイルを発信。
また、“TOKYO DOLLS"をオーガナイズし現東京youth punk世代を盛り上げ るべく"yo strummer"名義でDJとしても活躍中。

NAKID by G.V.G.V. 

"NAKED"=裸、まっさらな状態。そこからのスタート、"KID"=いつの時代もカルチャーを作り出す のは、その時を生きるキッズ達である。
この二つの意味を合わせた造語が"NAKID"である。